10/21/2008

実技臨床試験

昨日は講師の一人を模擬患者にみたてての実技臨床テストだった。
患者役の講師と評価役の先生により評価。
あらかじめ控え室にいる模擬患者を迎えに行くところからスタート。
あらかじめ書いて貰っている問診表をみて問診スタート。
もちろん、迎えに行くところから望診は始まっているのは言うまでもない。
問診票をみると2~3日前から腰痛が起きているとのこと。
どの姿勢でいたいのか、どうすれば痛みは増強あるいは軽減するのか。
痺れはあるのか、医者にかかったのかなど問診。
 次に患者着に着替えて貰って身体検査実施。
前屈、後屈、側屈などをやった。SLRとかブラガードは? ・・・忘れた!
でも圧痛部位からすると明らかに筋筋膜性腰痛! 腎兪、大腸兪あたりの痛み。
及び腰眼付近の圧痛あり。どうやら模擬患者とはいえ、本当に痛いらしい。
脈を診ると肝、腎、肺あたりが沈んでいる。
腹診開始。左季肋部の圧痛あり。臍の左あたりがふわっとしていている。
患者は触られるといやな感じという。
舌は暗紫色。眼が非常に疲れるという。
以上から肝虚証(肝虚+腎虚)と判断し治療。
・・・ここまでは良かった。
鍼管はベッドに置き忘れる、綿花は医療用廃棄ケースではないところに入れるわ、やはり緊張のせいか焦ったか。
それと、刺鍼するときに鍼管から鍼がほんのわずかに出ていて患者に痛みを与えたケースあり(2回)。
どうもそれは50台の学生に多いとのこと(あ~あ、老眼故か(T_T)
この辺は卒業までには習慣としてチェックし問題なきようにしておきたい! いや絶対に!
それにしても、試験とはいえ勉強になった。

日々是れ学業なりということか。
To be continued.......

10/16/2008

深刺しと灸点紙を使用した灸

福島先生(深谷灸名人)の実技。
足の条口穴→承泣穴に向かい2寸の鍼を透刺。
かなり深刺。恐ろしかったが逆に経験となり深刺しに自信!

頸のC3,4あたりの硬結をねらい、頸椎際の後部から前部に向かい直刺。
寸6の鍼が1横指残し刺鍼する。
最初は怖かったが終わってみれば頸の硬結がほぐれかなり気持ちよい感じ。
頸部はすぐに頸骨に当たると思ったが以外と深かかった(患者役は男性)。
解剖知識があり、このような経験をつめば恐怖からは解放されるということか。

また、これまでは灸点紙を使った灸はやらないように言われたがここにきて灸点紙を使った灸の実技が行われた。
灸点紙1枚では熱さがあまり緩和されない。
2枚重ねの方が熱さは緩和されじわっと奥に届くとのこと。
施灸されたがなるほどそうかという感じを実感。

嗚呼感謝!

来週は実技テスト

3年になると実技の時間が多い。
月曜、火曜、水曜、金曜、土曜の週5日。
いろいろな先生がいて楽しい(・・・といっても各先生がいろいろというのでどれが正解かわからない)。
最終的には「鍼はどこにうっても効く」から「まっ、いいか」ということで納得する。

そうこうしているうちに、来週は実技の臨床テストが行われる。
実際の患者を想定し、望診、聞診、問診、切診の4つを駆使し、患者の病態を判断し、治療穴を選定、実際に刺鍼、灸を行い治療していく。
その過程がテストされるということ。
そうはいっても、実際の患者役は講師であり、疾患は、腰痛、頸肩腕痛(あるいは五十肩)の2部(・・・と思われる)。
カルテの書き方、問診の仕方、検査方法、治療技術などが問われるからあなどれない。
どうなることやら。
テストは来週の月曜日(2008/10/20) (゜-゜)

9/28/2008

秋になりました

後期の授業は、ほとんどが国試対策で過去問を中心に授業が進められる。
少々うんざりの最近だ。
そんな中で臨床医学各論は呼吸器疾患、腎・尿器疾患が残っているので特急の授業が進められている。
最後の試験が心配(^^;)
とはいっても先週は金峰山への山行を敢行。
一日を通すと雨だったが頂上に到達した時にはそのわずかな瞬間には雨雲もわずかで、富士山や近くの瑞垣山が見渡されて美しい景観を堪能できた。
特に五丈石は必見の価値があると思う。

これから10月9日にまたまた実力テスト!
10月20日には実技の最終テストと続く。
12月には後期の期末テストがあり、いよいよ本番の国家試験となる。
季節は秋になり、暑さも峠を越えた(はず)。
だらけないで最後のコーナーを回りたい。

でも、紅葉の山には行くことでしょう。

勉強だけでなく、遊びも両立させないと、陰陽のバランスがくずれるので精神的にも肉体的にもよろしくないと思うのはへりくつだろうか・・・

7/26/2008

期末テスト開始

7月23日より前期末テストが始まった。
1)実技テスト(2人の先生の授業)
①崑崙への深谷灸、内側関節裂隙への30度以下での刺鍼(5分以内)
②胃の六ツ灸への鍼及び灸(20分以内)
2)座学
・解剖学、生理学、東洋医学概論→もううんざりだが3年でも復習の意味で実施している。
・臨床医学各論1及び2 → これが一番大変
・東洋医学臨床論 → むむ頑張らねば。
・関係法規
・医療経営

このほかに9月早々にまた実力テストが始まる。なかなかに大変。
とにかく時間のやりくりをうまくしないとこなせない。 (T_T)

7/21/2008

カルロス登場

8月の雲取山登山に備え、白樺部長が知り合いの40歳代の男性をシェルパとして参加させることに決定。
早速、カルロスさんと命名(勝手に)した。
看護師だそうだが身長180センチの頑丈そうな、風貌は沖縄風だが出身は北海道だそうである。
頼もしそう。
山小屋での宴会に備えてアルコール系をザックに収納して登山するということだが、他の参加者は脱水症状をおこさないように飲料水を持って行くだけで精一杯だろうと思う。
カルロスさんに期待したい。

7/08/2008

何故か山岳部結成

このところ毎月のように実力テスト。
7月3日も実力テストがあった。
しっか~し、そんな勉強に邁進しなくてはいけない折り、中高年3名でなんと山岳部(・・・同好会かな)結成。
大菩薩嶺(百名山のひとつ)、大岳山、鷹巣山と登山した。
難易度は上記の順で、体力消耗。しかし、登山に温泉がついているので(それが魅力)疲れもいやされる。
もちろん帰ったら、鍼と灸を自分に施術して回復を図っているのはいうまでもない。

---登場人物---
白樺部長:
そもそも大学生より山歩き大好きという熟練の強者(つわもの)
山岳部リーダである。
鍼を自分の舌に刺鍼し、舌苔や瘀血がとれたといって感動する鍼大好き人間でもある。

おきゅうさん:
何故か自分の飼っている犬を鍼で治療したいという愛に満ちた動機で専門学校の門をたたいたという人物。
3名の中では一番若いが一番老けて見えるのは仕事のせい?
毎週テニスとゴルフに忙しく、いつ仕事しているんだいっていう自営業、自称)社長さん。

8月は雲取山の山行(一泊)予定、白樺部長が早速山小屋予約。
中高年にとって厳しい山行となるので体力を付けておくようにとの指示あり。
体が自然とエスカレータに向いてしまう・・・ところから直そうかな(^_^;)

7月末は期末テストだが大丈夫か・・・to be continued.

6/19/2008

事故を防ごう

鍼灸の治療にはヒヤリ・ハットするような事故が考えられる。
下記は、「ハインリッヒの法則」といって、事故を防ぐにはどうするかを示唆する。

ハインリッヒの法則:
「1件の重大事故の裏には29件の軽微な事故が起きており、29件の軽微な事故の裏には300件の事故寸前のヒヤリ・ハットするような危険な体験がある。」

逆にいうとヒヤリ・ハットするような経験をまとめ、これを防ぐことで重大事故を引き起こさないようにすることができる、ということ。
施術師として心に留め、実践することが必要だと思う。

6/18/2008

語呂

なかなか覚えられない季肋部付近の経穴の語呂を考えました。

★今日中に効く証はいい!
京門 12肋骨 期門 9肋骨 章門 11肋骨!

京門(胆経)
 第12肋骨前端下際に取る。
期門(肝経)
 第9肋軟骨付着部の下際に取る。
章門
 第11肋骨前端下際に取る。

参考書 → 藤本蓮風 経穴解説

6/13/2008

膝痛の治療

一発芸の続き・・・
「膝痛の痛みに健側あるいは患側の肘に置鍼で治療」

ポイント:
・膝周りのどこが痛いのか分からなくても治療が可能。
・経絡、経穴を気にしなくて良い
・鍼の遺感覚には肘頭付近に治療者の手を当てて温めるか、少沢(小腸経)に接触鍼で取る。

刺鍼部位など:
・健側あるいは患側(実技の先生はまずは健側から試してみると良いとのこと)
・上腕骨外側上顆と肘頭の間の陥凹部
・肘頭から手指側に向かって刺鍼
・得気を得る
・置鍼のまま、膝の屈伸などを行って貰う。

肩こり治療

肩こり治療の一発芸
・罹患部位の反体側の丘墟に置鍼(得気を得るようにする)

丘墟(胆経) -原穴-
 外果の前下方、足部を外転背屈し、最も陥凹するところに取る。

デモでは、かなりの効果あり。鍼の本数も少なく、患者様、治療者双方にお得かも・・・

6/05/2008

実技

3年生にもなると週に4回実技の授業がある。
それはそれで結構なことだと思うが白衣を洗濯する時間がないので臭くなる(^_^;)

昨日の実技では先生が一発芸を見せてくれた。

肩こり(肩井付近のこり)
 これを反対側の丘墟に刺鍼することで解消!
 0番か1番の鍼を使用。

ぎっくり腰
 これはどこに刺したのだろうか。夢中で見てたがすっかり忘却 (>_<)

いやぁ、鍼は効きますねぇ。実感の日でした。

6/02/2008

五十肩関連の検査項目と方法

五十肩の検査です。
肩まわりの症状がでたとしても必ずしもいわゆる五十肩と称するものと、疾患の原因が明確であり、その為に症状がでたものとを切り分ける必要があります。
原因が明らかな場合は、バスケット名としての五十肩(肩関節周囲炎)ではなく、妥当な疾患名がつき適正な処置が施されます。

(1)ダウバーン徴候
■陽性の場合:三角筋下滑液包あるいは肩回旋腱板損傷が考えられる。
■検査方法:
患者の肩関節を他動的に90度外転することによって肩峰下部の圧痛が消失する。
三角筋下滑液包あるいは肩回旋腱板損傷のときにみられる徴候であり、肩関節を外転することで三角筋が収縮され、患部の圧迫がとれるからである。

(2)ペインフルアーク徴候
■陽性の場合:棘上筋腱損傷が考えられる
■検査方法:
患者の肩関節を他動的に外転していくと、30~110度の範囲で疼痛が強く、さらに外転すれば痛みは消失する。
最大外転位からしだいに上腕を体側に下げていくと、110~30度の範囲で再び疼痛が出現する。

(3)ヤーガソンテスト
■陽性の場合:上腕二頭筋長頭腱の腱鞘炎が考えられる。
■検査方法:
検者は患者の肘を90度屈曲させ、前腕を回内位で保持する。
患者は検者の力に対抗して前腕を回外させる。
このとき肩関節部に痛みが生ずるものを陽性とする。

(4)上腕二頭筋長頭腱伸展テスト
■陽性の場合:上腕二頭筋長頭腱の腱鞘炎
■検査方法:
検者が患者の肘を持ち、肘関節伸展位で上肢を後方に挙上させていき肩関節部に痛みが生じたとき、腕の力を抜いて肘を屈曲させると疼痛が消失するのと陽性とする。

五十肩と膝関節症のチェック

五十肩は文字通り、40歳~50歳代の方が多く罹患する疾患です。
原因は不明(原因が分かっているものは妥当な疾患名が付く)で整形外科に受診すると「肩関節周囲炎」ですねと言われます。
罹患すると日常生活にかなり不自由になるので日頃よりチェックしておきたいものです。
以下は、ポイントです。
思い当たる項目にチェックをしましょう。チェックの数で五十肩になる可能性が分かります(^_^;)

■五十肩チェック&チェック
(1)鞄や荷物はいつも同じ手で持つ
(2)掃除の時は足よりも手を多く動かす
(3)同じ姿勢を長く取ることが多い
(4)運動など体を動かすことがあまりない
(5)鏡に全身を映す機会が少ない
(6)座ったまま後を振り向くとおしりがずれる
(7)左右の肩の高さが違う
(8)以前は背中に手が届いたのに今は届かない

チェックの診断結果
6-8 赤信号
3-5 黄色
0-2 青信号

同様に膝まわりのチェックもしておきましょうね。↓↓↓

■変形性膝関節症チェック&チェック

(1)最近太り気味である
(2)仕事柄思いものを持つ
(3)O脚またはX脚だ
(4)通勤途中に階段や坂道が多い → 下りが膝に負担がかかる
(5)過去に足腰を痛めたことがある
(6)屈伸運動をすると膝がコキコキ音がする
(7)膝に腫れがある
(8)朝起きると膝に違和感がある

5-8 赤信号
3-4 黄色
0-2 青信号

5/21/2008

カール・ゴッチっといっても知らない人は多いだろうなぁ~

あるホームページにこんな事が書いてあった。
---
プロレスの神様、カール ゴッチの言葉。
「ベテランに聞け。ベテランは結果を知っている」
---
臨床経験の豊富な施術者に聞けば迷わずに済むということ。
でも悩むことも必要だなとは思う。悩まずに何でもかんでも臨床経験豊富は先生に聞いてばかりであると自分の流儀が確立できないのではないかと思う。
・・・時間がある人はとりあえず悩みましょう。私は時間がないので臨床経験豊富な先生を頼ろうと思う。
(^_-)

5/20/2008

Something good words

Sometimes we need to walk and look off road.
Here's something good words from the DVD I saw.

"You can't just see the future. You make it.!

Is this good ?

5/17/2008

三陰交

実技の先生曰く、三陰交へはお灸がいいだろう(女性の場合)とのアドバイス。
経験的な話だそうだ。

5/16/2008

経穴の覚え方 -語呂-

突然の思いつきの語呂

「プーさん、飛んで7寸」
・跗陽 崑崙穴の上3寸で、アキレス腱の前に取る。
・飛陽 崑崙穴の上7寸、腓腹筋下垂部の外縁、腓腹筋とヒラメ筋との間に取る。

4/19/2008

冷えには

原穴を採用するのがいいそうだ。
おきゅうさんは冷え症と聞いているので試してみたい(*^_^*)

4/12/2008

臨床実技

来週からいよいよ3人一組のチームを作り、臨床実習を行うそうだ。
一人が患者役、一人が施術者役、最後に検者ということになる。
生徒が患者役になるだけでなく付属の鍼灸院で実際の患者を先生が施術するのを横で見学することも行うとのこと。本格的になるが問題は自分の実力が追いつかないこと。どーする?

同級生が経絡治療の分かりやすい(というか初心者向け実技)本を紹介してくれた。
CDもあるようなので購入して勉強するつもり。

もっと時間が欲しい・・・

4/11/2008

授業開始

いよいよ4月8日から3年生の授業が開始された。
講師が5人も他校へ転職されたのでどうなることかと思ったが、実技は割といい講師が来てくれたようでほっとひといき。
ただ、解剖・生理、東洋医学概論などの復習は飽きそう。
今年の12月までに授業を終了し、来年は国試に備えるというスケジュール。
これから毎月1回、実力試験をするそうだ。昼間に仕事をしている身にはつらい日々が続く(予定)。

※パソコンで経穴やツボに連関する筋肉、神経などをビジュアルに学べるCDを発見した。
もっと早く見つけておけばよかった(T_T)
[CD-ROM十二経絡図譜電子版(Windows版)]

4/03/2008

いよいよ三年生

といっても小学校の三年生とは違い、くたびれたおじさんの三年生。
世間は桜満開で、そうはいってもうきうきで来週からの授業に望めそう。

ただし、専門学校の講師が五人も他の学校へ転職されたので授業自身はどうなるのかと不安は残る。
この業界でも転職は一般的に行われていると言うことか。

残りの一年を充実して過ごしたいと思う。

ところで、転職された先生の送別会を兼ねての囲む会を開催した。
その中で師が、レーザポインターを使っても鍼の代わりになるという話をされた。
レーザポインターは赤外レーザを使用しているがわずかな、その温熱刺激が鍼や灸の刺激と同様に生体に刺激を与えるのでツボにあてることにより鍼や灸の刺激と同様(とまではいかないだろう)の効果が得られるという。
試してみようと思う。

レーザポインタはここからゲット → ★ここ★

2/23/2008

今度は、全科目の実力テスト

2月28日はいよいよ全科目が範囲の実力テスト。
24日が第16回の国家試験日なので予行演習のようなものだと思う。
1年後は自分の番だと思うとドキドキ(*^_^*)。
  1. 医療概論
  2. 公衆衛生
  3. 関係法規
  4. 解剖学--------------2年間やってきた割に記憶に残らないのが悲しい(T_T)
  5. 生理学--------------2年間やってきた割に記憶に残らないのが悲しい(T_T)
  6. 病理学 --------------問題数少ない割にしんどい
  7. 臨床医学総論 -------大変
  8. 臨床医学各論 -------大変
  9. 東洋医学概論 -------大変
  10. 経絡経穴概論--------経穴の名前はいいが位置まで覚えきれない。
  11. 東洋医学臨床論-----よく分からない
  12. 鍼理論--------------生理学の分野も入っているぞ。これを落とすとQちゃんになる!
  13. 灸理論
160問がんばりましょう ★ → 国家試験参考書籍はここ (^^)/

2/17/2008

ボルデモートの邪石


これがあの邪石だ!
これが腎臓でできていたと思うと(T_T)

ちなみに内臓痛は、粘膜が傷つくことにより痛みが出るのではなく、無理な伸展により痛みが発現すると鍼灸理論の授業で学習した。

尿管をごりごりとこすりながら落ちることを考えると傷ついていたいのだと思いがちなのだが・・・

2/14/2008

尿管結石-続き-

昨日の就寝近くに下腹部が痛み出した。鈍痛である。
どうも邪石が膀胱に落ちて尿道に出ようとしているような痛みである。
なかなか出ないので痛いというようなそんなもどかしい痛み。
膀胱が刺激されると便意を催す。何回かトイレに行く。
邪石は出ない。しかし眠気が襲ってくる。眠りたいが鈍痛がして寝付けない。水を飲んで出そうと思うが飲んだだけでは駄目でしばらくしないと尿意は催さない。
そうこうしている間に寝入ってしまった。
今朝起きてみると膀胱の痛みはない。尿意がするのでトイレに行った。
念のためにトイレットペーパーを敷いて出した。・・・出た。邪石が出た。
ようやくである。3mm程度の黒っぽい石が2つばかりでた (*^_^*)
ボルデモートの呪いの石のようなしぶとい石であった。
邪石と格闘、13日闘争の結果ようやく邪石に勝つことができた。

さあ、祝杯をあげようではないか・・・ってな訳にはいかないか。
なんとなくまだ残っているような感じがしてならない。それともそれは呪いの残りか。
油断はできない。

2/09/2008

腎臓結石-破砕はできたのか-

2月6日(水曜日)
 結局、病室が空かないということで2月8日(金曜日)に入院して破砕するということになった。
でも、痛みが不安だったので痛み止めを1日分もらったのはいうまでもない。
2月8日(金曜日)
 土曜日は午後に雪が降るという予報だったので退院の時に備え、傘を持参で病院にいった。
入院受付を済ますと入院保証金とやらをとられた。
その後、腹部のレントゲン(石がすでに出ているかどうかの再確認)を取り、血圧測定、血液採取、最後に点滴を実施。点滴をしながら最新の破砕装置の待つ部屋へ移動。
破砕装置は、ベッドの横に丸い半円球、半透明のゴム状の発射装置を備え、意外とコンパクトな装置。
ベッドの上にのせられるや例のゴム状の発射装置に体を押さえつけられ、1時間の間動かないでといわれれた。これが意外と苦しかった。
装置が始動すると、冗談のように「ジン・ジン・ジン・・・・・・・」と音が聞こえ、それが体内に浸透していった。
痛みはほとんどない。終わってから、看護師が皮膚表面が赤くなっている、ということでバンドエイドを張ってくれた程度。
しかし、終了後しばらくすると下腹部が痛み出した。激痛ではない。痛いなぁ~という程度で痛み止めを必要とするほどでもない。全体からすると皮膚を切開しないので非常に簡単なオペだと思った。
 部屋が空いて入室してからはずっと点滴(抗生物質とブドウ糖?)。
ずっと横たわっていると頭がぼけてくる、廃用症候群になってしまうのが実感する。
ずっと天井を見て一日過ごすわけだし、話し相手は看護師や医師だけだから脳への刺激も少ない。
はりぃは、これを予想して「DSの脳トレ」を持参したが、片手が点滴では思うようにできない。
無理に動かそうとすると血が逆流してしまう。結局、じっとしているしかなかった。ちぇっ!
 尿意を催してきたら大きなコップの中にして、布製のフィルターを通して、破砕された石が尿と一緒にだされたかどうかを確認。以後、一日中、この繰り返し。
 18時に夕飯が出た。
みそ汁なしの夕食だったが昼抜きだったので、病院食といえどもおいしかった。
2月9日(土曜日)
 天気予報では午後から雪。
昨日から尿チェックしていたがいっこうに外にでてこない。
さすが、友人のおきゅうさんがいうところの「邪石」。呪いがかかっているように体内にとどまっている。
それでもかけらがほんのひとつ出てきた。
担当の医師曰く、石は破砕されたようだがまだ体内に残っている。後は、水分をよくとって外にだすしかない。さすが、「ボルデモートの邪石」。
 というわけで、早々に退院。
結局、はりぃの戦いは続く・・・ようだ。

※予後がいいか悪いかは病院次第!→いい病院を探そう

2/07/2008

腎臓結石

期末試験が終わったとたんに腎臓結石が尿管に落ちてきて激痛発症。

■2月1日(金曜日)
 午後に痛み発現。
L2、L3あたりの背部、腎兪付近の痛み。左側腹部、12肋骨下付近の圧痛。吐き気あり。
左季肋部端に圧痛。
■2月2日(土曜日)
 午前に早速に泌尿器科へ受診。
レントゲン、エコー検査。レントゲンでうっすらと結石が写るも「これらしい」というだけ。
エコー検査の結果知らされず。尿検査の結果、知らされず。下記の薬処方され、次の土曜日に再検査。
 ウロカルン錠(腎臓や膀胱にできた石を排出させるの用いる)
 ブスコパン錠(お腹の痛みを抑える薬。眼の調節障害をおこす副作用有り)
 ボルタレンサポ50mg(座薬の痛み止め。眠気、めまい等をおこすおそれ有り)
要は、自然に排出されるのを待つという処方。

■2月4日(月曜日)
 会社出勤の後、専門学校へ。痛み止めが効いているので痛みはほぼないが鈍痛めいた違和感あり。
同級生が脈をみてくれたが、いつもは左手尺中の腎が沈んで虚しているのが浮いているという。
あらためて自分でも確認したがそうだった。脈は緊脈っぽく、浮いている。
■2月5日(火曜日) 
 どうも排出される様子がなく、痛みが続くので超音波で破砕できないか受診した開業医に相談。
結果、提携している総合病院を紹介され、そこでESWL(Extracorporeal Shock Wave Lithotripsy)体外衝撃波結石破砕術法による破砕をしようということになった。
医学的知識を持って、かつ自分はどうしたいか考えておかないと、医師側は様子を見て、排出されるのを待つという判断しかない。その間の痛みや炎症などは患者が判断しないと何もわからない。
患者側の知識をアップさせておくことがその後の予後に影響すると思う。
■2月6日(水曜日)
 武蔵野市にある総合病院に紹介状を持って受診。紹介された医師は当番でなかったが別の泌尿器科医師に受診。込んでいたので約1時間強ほど待ってようやく受診。
念の為にCTをとったが、左腎臓に1、腎臓の下近傍の尿管に1個(約5mm)の結石を確認。
翌日に入院して破砕をしようということになった。
To be continued...

※ESWL
 従来の破砕装置は機器自体が大きく高価だったが、現在では小型化、コストダウンが進んだ。
また保険の適応も可能となり(従来は個人負担)かなりの施設で導入されてきているのが現状。
ドイツ、ドルニエ社の装置が有名。

※予後がいいか悪いかは病院次第!→いい病院を探そう

2/01/2008

期末テスト

1月29日から2月1日まで2年生最後の期末テスト。
スポーツ科学、鍼灸理論
臨床医学総論Ⅰ、臨床医学各論
臨床医学総論Ⅱ、リハビリテーション医学
病理学

大学卒業してやっとテストというものにおさらばしたと思っていたが。。。
それにしても分量多すぎ。これって、もしかしたら大学在籍中より勉強しているかも(>_<)

しか~し、臨床医学、病理学って面白いなぁ~
だったら、もっと若い時代にそちらの方面に行っておけば良かった?
人生が二度あるならそうしましょう・・・ってことないか。 は、は。。。

★ → 鍼灸関連書籍はここです。

1/19/2008

鍼実技試験

1月15日鍼実技試験(筋パルス)
恐れていたことが起こった。
想定していたとおりになかなか動いてくれない筋肉、後脛骨筋と総指伸筋のお題を受けた。

後脛骨筋は、内果のすぐ後を走行して舟状骨、3つの楔状骨、立方骨、2~4中足骨に付くのだが内果付近は腱なのでなかなか収縮してくれない。
三陰交付近を刺鍼するが2センチ以上下腿の中心めがけて深くささないといけない。

総指伸筋は、中指を動かしなさいとのお達し! これまた抵抗のかけ方などを工夫して中指の筋めがけて刺入し通電しないと中指だけ動かすことはできない。

20分の時間で難易度の高い後脛骨筋と中程度の総指伸筋のお題を上手く動かせるか・・・
額から汗、汗、汗、、、、、
といいつつ、通電したところ、足関節は、内反の動きがみられ、足の指は動いていない!
足の長指屈筋や長母指屈筋の動きを確認(動いていないこと)。やったぁ~

総指伸筋も手背の中指の腱及び示指、薬指の腱を確認、なんと中指の腱のみきれいに動いているではないかぁ~。

お疲れ様でした。とうほう、額に汗しつつクリアしたと思います。
おかげで筋の起始、停止は理解できました。でも、これって柔整師?

1/14/2008

刺絡講習会最終回

昨日は昨年より受講している刺絡講習会の最終回であった。
午前は、刺絡学会の石原先生の座学(刺絡の歴史、臨床的な話など)。
午後は、各班に分かれて実技指導。
私の班は間先生が担当され、攅竹、耳尖、背部(肩外兪、膈兪など)に刺絡した。
眼の疲れは日頃から感じていることもあり自分でも刺鍼していたが刺絡したのは初めて。

石原先生は、刺絡がすべてではなく、気血の流れを正常にする為には、皮膚内のうっ血をとる方が流れを調整しやすい、そのために刺絡を先行して施術する、という話をしていたが、刺絡をして後、刺鍼し、更に間先生が持ってきた、竹灸をするような臨床を行えば効果は高まると思う。
非常に興味深い実技だった。

講習会の後は、懇親会。いろいろな方と知り合えたのはよかった。それにしても鍼灸師は飲んべえが多いという言い伝えは本当だった(うぃっ、自分もか (*^_^*)
やぁ~よかったよかった。

日本刺絡学会のホームページ

身体各部の検査

■腰の検査
●SLR
70度位股関節(膝関節は伸展)を屈曲
●ブラガードテスト
SLR+足関節を背屈させる。
●FNS
腹臥位。膝関節を屈曲させ、足関節を押さえ、下方に圧迫。大腿神経を伸展させる。

■肩の検査
●スピードテスト(Speed Test):
患者:肘を伸展したまま腕を前方挙上する。
検者:片方の手を上腕の結節間溝付近に当て、患者の前方挙上する腕に下方へ抵抗をかける。
判定:結節間溝で痛みを生じていれば陽性

●ヤーガソンテスト(Yergason's Test):
・患者:肘を90度屈曲し、前腕を回外する。
・検者:患者の手を握手する形で握り、患者の前腕を回内させることで抵抗をかける。
・判定:上腕二頭筋長頭腱が伸展されて痛みが出れば陽性とする

●ダウバーンテスト
患者:肘を伸展し、解剖学的肢位から前腕を半回内しておく
検者:片方の手で肩峰下を押さえ、患者の患側の上肢を90度まで外転させる。
・判定:肩峰下に痛みが生ずれば陽性。肩峰下滑液包炎を示唆する。

■膝の検査
●外反・内反テスト
●マクマーレテスト
アプレーテスト

■頸肩腕の検査
●イートンテスト
健側へ側屈させる。
●ライトテスト
90度以上外転させる。橈骨動脈を触診する。
●モーリーテスト

1/12/2008

筋肉への鍼通電

15日は、筋肉への鍼通電の実技テスト
後脛骨筋
 起始:脛骨後面の上部、骨間部
 停止:2~4中足骨、舟状骨、内側楔状骨、中間楔状骨、外側楔状骨、立方骨
 作用:足関節内反、底屈
 ★脛骨骨際から下腿中心部(脛骨と腓骨の間)へ深く刺鍼
 ★足関節の内反がみられれば成功!
長掌筋
 起始:上腕骨内側上顆
 停止:手掌腱膜、屈筋支帯
 作用:手掌腱膜を緊張させる
 ★橈側よりに刺鍼すると橈骨手根屈筋(外転、母指が動く)に刺鍼
 ★深く刺すと浅指屈筋(2~5指が同時に屈曲)に刺鍼
 ★尺側よりに刺鍼すると尺側手根屈筋(小指、内転動作がみられる)に刺鍼
橈側手根屈筋
 起始:上腕骨内側上顆
 停止:2,3中手骨底
 作用:手関節の屈曲、外転、肘関節の屈曲
総指伸筋
 起始:上腕骨外側上顆(伸筋なので外側上顆)
 停止:2~5指の中節骨、末節骨
 作用、2~5指の背屈(伸展)
 肘の伸展
 ★中指を最低限ねらって動かす
上腕二頭筋
 起始:長頭-肩甲骨上結節(結節間溝を通過)
     短頭-烏口突起
 停止:橈骨粗面
 作用:肘関節の屈曲、前腕の回外
上腕三頭筋(外側頭、長頭)
 起始:長頭-肩甲骨下結節
     短頭-上腕骨後面
 停止:尺骨肘頭突起
 作用:肘関節の伸展
 ※内側頭は難しいので試験対象から外されている。
僧帽筋
 起始:外後頭隆起、後頭骨上項線中央、項靱帯、T1~T6
 停止:鎖骨の外3分の1、肩峰、肩甲棘
 作用:上部-肩甲骨の挙上、上方回旋
     中部-肩甲骨を内方に引き、回旋
     下部-肩甲骨を下げる、上方回旋
 ★上部筋を刺鍼する
 ★つまみ押手を行う。
 ★背側から床面へ直角に刺鍼
 ★気胸に注意する

参考書 → 鍼灸関連参考書
鍼通電参考書→→→「鍼通電療法テクニック―運動器系疾患へのアプローチ」

1/01/2008

謹賀新年

2007年も終わり2008年が始まった。
専門学校もいよいよ3年生になる。2008年1月の最初の授業の翌日から2年生期末試験が延々と2月初旬まで続く。それが終わるといよいよ3年生だ。
どうなることやら。

鍼実技テスト3科目
介護福祉レポート
身体計測
実力テスト(解剖学、生理学、東洋医学概論、経絡経穴概論)
鍼灸理論
スポーツ科学
臨床医学各論
臨床医学総論
リハビリテーション医学
病理学

科目数多すぎ! (T_T)

★★ 鍼灸の参考書関連はこちら