11/30/2007

原・絡配穴と肩凝り

昨日は鍼実技の授業であった。要約は下記。

・肩凝りというと肩背部というが実際は首の部分(頸部)も含んで患者は、「肩こり」といっている場合があるのでよく問診すること。
ポイントは以下。
・両肩の肩峰を結んだ水平ラインのこりは、肝・胆の原・絡配穴を選んで刺鍼するとよい。
・頸部を中心に縦のライン(肩甲骨の内側縁に沿った部分(膏肓あたり))にこりがある場合は、膀胱・腎の原・絡配穴を選んで刺鍼。
・頚部、背部の圧痛点には、刺入深度を注意しながら刺鍼し、雀琢を行う。雀琢して鍼に生体の結合組織がからみつく感じが薄れたら抜鍼し、次の圧痛点、硬結に移動する(瀉法)
・拒按→実→瀉法、喜按→虚→補法

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