15日は、筋肉への鍼通電の実技テスト
後脛骨筋
起始:脛骨後面の上部、骨間部
停止:2~4中足骨、舟状骨、内側楔状骨、中間楔状骨、外側楔状骨、立方骨
作用:足関節内反、底屈
★脛骨骨際から下腿中心部(脛骨と腓骨の間)へ深く刺鍼
★足関節の内反がみられれば成功!
長掌筋
起始:上腕骨内側上顆
停止:手掌腱膜、屈筋支帯
作用:手掌腱膜を緊張させる
★橈側よりに刺鍼すると橈骨手根屈筋(外転、母指が動く)に刺鍼
★深く刺すと浅指屈筋(2~5指が同時に屈曲)に刺鍼
★尺側よりに刺鍼すると尺側手根屈筋(小指、内転動作がみられる)に刺鍼
橈側手根屈筋
起始:上腕骨内側上顆
停止:2,3中手骨底
作用:手関節の屈曲、外転、肘関節の屈曲
総指伸筋
起始:上腕骨外側上顆(伸筋なので外側上顆)
停止:2~5指の中節骨、末節骨
作用、2~5指の背屈(伸展)
肘の伸展
★中指を最低限ねらって動かす
上腕二頭筋
起始:長頭-肩甲骨上結節(結節間溝を通過)
短頭-烏口突起
停止:橈骨粗面
作用:肘関節の屈曲、前腕の回外
上腕三頭筋(外側頭、長頭)
起始:長頭-肩甲骨下結節
短頭-上腕骨後面
停止:尺骨肘頭突起
作用:肘関節の伸展
※内側頭は難しいので試験対象から外されている。
僧帽筋
起始:外後頭隆起、後頭骨上項線中央、項靱帯、T1~T6
停止:鎖骨の外3分の1、肩峰、肩甲棘
作用:上部-肩甲骨の挙上、上方回旋
中部-肩甲骨を内方に引き、回旋
下部-肩甲骨を下げる、上方回旋
★上部筋を刺鍼する
★つまみ押手を行う。
★背側から床面へ直角に刺鍼
★気胸に注意する
参考書 → 鍼灸関連参考書
鍼通電参考書→→→「鍼通電療法テクニック―運動器系疾患へのアプローチ」
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