2011年11月27日に丹沢湖で行われたマラソン大会に出場した。
この大会は、ハーフ、10km、6km、3kmの4種目があり、それぞれに男子、女子に分かれ、年代別にも分かれている。
10lkmに出場した。この距離では、1237名が出場。
この距離のトップ走者は、年齢によるが、33分~40分のタイムでゴールしている。
コースは、アップダウンガあり、いつも走っているコースと比較するとかなりきつかったかなという感じ。
走り始めてすぐ、やけに1kmが長いなと感じた。
永蔵橋付近からスタートし、玄倉付近までの4kmまではまあまあいい調子だったが、その後5km付近から左膝は痛んで来るし(円皮鍼を貼ってくれば良かった)、11時スタートに朝4時起きで支度して出かけたせいか体全体の調子も上がらない。折からの登りコースで足がなかなか踏み出せない。
後ろから、格好いい黒いスポーツタイツでピンクのスカートをはいた女性ランナーに次から次へと抜かれる。
これが10年も若ければ追いつき格好良く抜いていくところだが年のせいか、その気力も失せる。
8Kmくらいになるとほとんど気力のみでゴールに向かう。
きついのは最後に長い登りのコースが待ち受けていること。
この長いコースを抜け、漸くゴールの三保中学へ。
ゴールするとまず腰の痛み、首筋の強烈な痛みが襲ってきた。
腰付近は、腸腰筋あたりのせいだろう。大腿部をだいぶ酷使したから。
首筋はどうだろう。どちらかに偏った痛みは内蔵疾患(左肩の場合は、心筋梗塞の疑い)の恐れがあるが、どうも偏りはなさそう。
それと立ちくらみというか天候が良かったせいかもしれないが、まわりの光の反射した部分が普段と異なりやけにまぶしく感じられ、立っていられない。
貧血の様な感じがする。しばらく座り込む。貧血であれば、横になり、足を高くして休養をとる必要がある。喉は渇いていないが、マラソン途中、水分補給は1回のみ100ccくらいだった。
あとでよく考えたら脱水症状ではないかと思う。
脱水症と聞くと、まずは喉が渇くといった症状を思い浮かべるがそうではない脱水症状もある。
口渇無い、倦怠感、立ちくらみ、多少の嘔吐感、などの症状を考えると、「低張性脱水症」ではなかったか。
これは、電解質(NaイオンやClイオンなど)の欠乏が、水分の欠乏に比べて顕著に大となる場合に起きる。
水分と電解質が欠乏した時に水分補給だけした場合に起きるとあるが、水分補給だけの場合以外も起きるのではないか。
治療としては、Naを与えるとある。
いずれにしろスポーツ飲料の類の補給(水分と電解質双方を補給できる)がいいだろうと思う。
いずれにしろ、脱水症まで起こして参加した丹沢湖マラソン、終わってみれば、富士山がよく見えたなかなかの大会だった。
タイムは、71分、記念のTシャツをもらい、しし鍋を食し身も心も温まった一日であった。
来年も出ようか・・・
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