脳卒中の異常を早期に感知して、早期に対応する為に、FASTで覚えましょう
F: Face。顔。
□ 顔面が歪んていませんか。顔の半分が下がっていませんか?
□ 口元のゆがみとか、左右に差がありますか?
A: Arm 腕。
□ 片方の腕を挙げられますか。
□ バレーサイン。目を閉じて、手を前方に挙げる。片方の腕が下がっていませんか?
S: Speech 話し方。
□ 言葉。発症していると思われる方の言葉がろれつがまわっていないかどうか。
T: Time to call 時間。
□ 上記の症状が分かったら、早期に救急車を呼びましょう。
※ 血栓溶解剤は、発症後4時間半以内でなければ有効ではありません。
※ 脳の専門病院の電話番号を掲示し、早期に電話することも必要です。
救急隊が到着するまでの間にすべきこと:
□ 折り返しの電話への対応 → 救急車から電話がある場合があります。
① 患者の状態を確認する。
-いつから始まったか
-今までかかったことがある病気は何か
-いつも飲んでいる薬は何にか
-かかりつけの医師がいるか
□ 頭が痛い場合は、嘔吐の危険性がある。
① 身体を横にしておく(マヒの出ている側を上)。
② もう片方の手を顔の下におき、顎を挙げて、気道を確保する。
注意:
中高年や高齢者だけが脳卒中を発症する訳ではありません。
若い人の場合は、動脈かい離によって血栓ができ、それが脳に運ばれて脳梗塞を引き起こすこともあります。
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