豚インフルエンザは弱毒性なのでパンデミック(大流行)になった場合、本当に恐ろしいのは強毒性の鳥インフルエンザであろう。インフルエンザは変異しやすいのでこの両者が混じるととんでもないことになりそうである。
厚生労働省では、パンデミックに備えて、2週間分の備蓄(飛沫感染予防のためのマスクと手洗いのための石けん、飲食物・生活必需品)をするのが望ましいとしている。
感染症法(感染症法第6条第7号に規定する新型インフルエンザ等感染症)では、感染していることが確認された場合、入院して治療を受けること、また、感染している可能性が高い同居者等やその濃厚接触者は、外出自粛を要請され、保健所へ健康状態を報告することとされており、鍼灸においても発熱患者を施術する場合は、日頃以上の注意が必要だと思う。
予防:
インフルエンザは、飛沫感染、接触感染が主だと考えられている。その為、やはり、マスクの着用、人混みへの外出は避けるといった常識的予防が有効。
また、ウィルスは生体の細胞内でのみ生きられるので、患者が接触したドアノブ等では、数分間から長くても数十時間内に感染力を失うとされるが用心に越したことはない。
さらに、咳やくしゃみでウィルスが飛散するのでそのような人物からは2メートル以上離れることが望ましいとされる。
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